ゆとりを持つということ

大阪府、兵庫県、京都府といった関西地域でも緊急事態宣言が解除され、2週間近くが経過しようとしています。

緊急事態宣言中の大きな変化として、リモートワークをされていた方も多いかと思います。苦手な上司と接する時間が減り、ストレスが軽減されたというニュースも見聞きしました。また、出勤や退勤に費やしていた時間を、他のことに充てられるようになったというのも、良い変化として考えられます。たとえば、朝食や夕食は適当に出来合いのものやレトルトで済ませていたところ、好きなものを作って食べることができるようになったり、栄養面を考えて選択するようになったり…家族と一緒に過ごす時間が増えることで、いろんな話ができるようになり、今まで気づかなかったことに気づいたり…時間の余裕があることで、スキルアップのためにオンラインで勉強し始めた方もいらっしゃるかもしれません。

これらは、相対的に何かが減ったこと(仕事の時間が減ったこと)で、その分増やすこと(余暇の時間やスキルアップの時間を増やすこと)ができたとも考えられます。

クローゼットの中にもぎゅうぎゅうに詰め込んでいると新しい洋服が入りません。

私たちはついつい『増やす』ことばかり考えがちですが、まずは、一度『減らす』ことを考えてみてはいかがでしょうか。余裕や余白を作るからこそ、新しいものを入れられるスペースが確保されます。

これまでにない働き方により、私自身もゆとりや余裕を持つことの大切さを改めて知った2か月間になったように思います。

(文責:福原)

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