大阪市の北区役所では、“大切な何か”に感謝の気持ちを伝える取組として、ギネス世界記録™に挑戦されています。
感謝を伝える紙を持った人の写真を10万枚集めることを目標に募集されています。家族や友人、一緒に働く仲間など、身近な人への感謝の気持ちを紙に書いて、写真を投稿することで参加できます。
心理学でも、龍谷大学の東豊先生が「感謝行」として、感謝の言葉を口にする方法を考案されています。自分の心をポジティブな状態に向かわせる道具として、「ありがとうございます」という言葉を毎日1回以上言う、というシンプルなものです。私も実際にやってみたところ、何に対してか分からないけれど、なんとなく満たされる感じが味わえました。
感謝行だけでなく、日々大切な人のありがたみを感じつつも、改まって言葉にしているかというと、なかなか難しい人が多いのではないでしょうか。これを機会に、いつもお世話になっている人に、感謝の気持ちを伝えてみませんか?
2022年9月30日まで募集されているようですので、是非皆さんも応募してみてくださいね。北区民でなくても、誰でも応募可能だそうです。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児