身近なモデルを見つける

親になる、子育て・介護しながら働く、などの新たなライフスタイルへと変化するとき、自分がどんな風にやっていけば良いか、悩むことはありませんか?

私の場合、出産したときには、自分が子育てしながら働く自信がなく退職しました。通勤時間が長いことや急な残業があることも決め手でしたが、それ以上に保育園に子どもを預けながらその職場で働く自分のイメージが全く持てなかったことが大きかったです。

その後、仕事に復帰できたときは、周りのお母さん達が預かり保育などを利用しながら働く姿を身近で見て、「これぐらいだったら私にもできそう」と感じられました。子どもが通っていた幼稚園が、預かり保育が充実していて、幼稚園の時間中だけ働く人や、週の半分だけ働く人、などが多くいました。それまでの私にとって、働くママ=フルタイムでバリバリ働く人のイメージが強く、自分とはかけ離れていると思ってしまっていたのです。

このように、自分の身近でロール(役割)モデルとなる人を見て、真似する・イメージすることはとても大事です。ここで注意してもらいたいのが、決して特殊な人を真似しないこと。芸能人やスポーツ選手などの暮らしぶりが、SNSやテレビで披露されていますが、有名人と一般人では使える予算や社会的なネットワークが違います。同じように考えて、「3人も子どもがいるあの人が仕事をできているのに、何もできない自分はだめな人間だ」

などと思い込まないでください。皆条件がさまざまで違います。自分と全く同じ条件の人はいないでしょうが、なるべく近い相手をモデルにしてみましょう。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

 

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