カウンセリングの使い方

 「カウンセリングに健康保険は適用されますか?」との質問を受けることがありますが、当カウンセリングルームでは残念ながら適用できません。カウンセリングに保険が適用できるのは医師が行う精神療法などといった定めがあり、現時点では国家資格である公認心理師でも、保険適用はできません。

 料金は必然的に高くなってしまいますが、悪いことばかりではありません。その分、クライエントさんに合ったものが提供できるという自由度はあります。また、健康保険を使うと保険の運営者側に知られますが、カウンセリングは誰に知られるということもありません。しいていえば領収書が残る程度でしょうか。

 カウンセリングの内容にしても、「現在の症状を何とかしたい」といったことから、「誰にも言えない愚痴を吐き出してすっきりしたい」といったこと、「何年かかってもよいから自分を見つめ直し、長年の生きづらさを和らげたい」ということまで、ご要望はさまざまです。ご希望に応じて、カウンセリングのスタイルや目標、期間は異なってきます。どれが正しいカウンセリングというものはなく、クライエントさんの都合のよいように使っていただけたらと思います。

(文責:可児)

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