ゆったりと呼吸することを意識してリラックスしよう

 昨日(5/14)一部の地域では緊急事態宣言が解除となりました。しかし、完全に元の生活に戻ることが難しい状況は今後もしばらくは続きそうです。外出等の自粛生活が長引き、疲れやストレスが溜まっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 ストレスが溜まると、呼吸が浅くなったり早くなったりしがちです。呼吸は、こころの状態や、体の一部である自律神経と密接に関連しています。呼吸を整えることで、こころの疲れや自律神経の乱れを調整することができるのです。『こころが疲れているな』『ストレスが溜まっているな』『自律神経が乱れているような気がするな』という方は、ぜひ、ゆったりと呼吸することを意識してみてください。

 では、ゆったりとした呼吸とはどういう呼吸でしょうか。

 『4~5秒で鼻から吸って、2~3秒止める。8~10秒で口から吐く』これを3~4回繰り返してください。ポイントは、吐く時間を吸う時間の倍ぐらいにすること。そうすると、少しこころが落ち着いたり、頭がすっきりしたり、といったことが感じられると思います。

 自律神経が整うと、免疫力もあがります。コロナウイルスの感染に気を付けなければいけない状態はまだ続くでしょう。マスクをしたり人との距離を取ったりといった感染防止対策を講じるのと共に、自身の免疫力を保つため、ゆったりと呼吸することも習慣にしていただけたらと思います。

(文責:中山)

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