自分を休ませる方法

今回は、精神科医・井上祐紀先生が書かれた「学校では教えてくれない自分を休ませる方法」をご紹介いたします。

中高生向けに書かれた本ですが、子どもへの対応方法も載っていますので、大人の方にも参考になることが沢山あると思います。

また、大人でも自分を上手に休ませられない人は多いのではないでしょうか。「眠れない・寝ているのに眠たい」や「ゲームがやめられない」など、大人にも共通のお悩みについても書かれています。

本の中で井上先生は、「大人の有給休暇のように、子どもにも自分のための休みを」と言われています。確かに、子どもには夏休みという長期休みがありますが、一旦学期が始まると暦通りの休みしかありません。学校でも皆勤賞を表彰するところもあり、「休むことが悪いこと」という考え方が根付いています。風邪を引けば休むように、心がしんどいときも休んで良い、という考え方が広がれば、案外長期的な不登校にまでならなくてすむ子どももいるかもしれません。

休む必要のあるサイン、休んだときにどう過ごすか、休み中のSNSとの付き合い方などもあり、実際に休んだときに困るような場面に対してアドバイスしてくれています。SNSとの付き合い方は、保護者同士でも同じことがいえます。

上手に休むためのワークとして紹介されている「今ココ呼吸法」は、マインドフルネス瞑想といわれるものの一つです。子どもにも分かりやすく書かれており、応用もしやすいです。その他にも、カウンセリングでも使うような手法が満載で、セルフケアに使える良書ですので、是非一度読んでみてくださいね。

「休み」のイラスト文字

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

一覧に戻る>