家庭の日・ノー行事デー

青森県では、5月第3日曜日を「家庭の日・ノー行事デー」と定めているそうです。

それより以前から、鹿児島県鶴田町というまちで、農家も休日を設けて家庭を大事にする日を作るという意味合いで「家庭の日」というものが設けられていたそうです。それを参考に、青森県では行事の多い日曜日だけれど、5月の第3日曜日だけは行事を行わず家族で過ごせるように、と「家庭の日・ノー行事デー」を設けたというのです。

確かに、3~4月にかけては歓送迎会があったり、新年度に変わって何かと用事があったりしますよね。ゴールデンウイークもあり、特別な行事の機会は多くありそうです。

家庭の日・ノー行事デーには、特別なことは何もせずに、ただただ家族とゆっくり過ごすということもいいですね。イベントがあって同じ思い出を共有することも、家族の絆を深めることにはつながりますが、家族であっても生活リズムや生活圏が違ってくると、同じイベントを楽しむことも少なくなってきます。子どもが小さい頃は毎週家族で出掛けていた人達も、大きくなればバラバラに過ごすことも多いでしょう。そんな方こそ、この「家庭の日・ノー行事デー」を活かしてもらえたらなと思います。

お昼ご飯を一緒に食べるというだけでも、普段どんなものを食べて、どんな風に過ごしているのか、見えてくるものがあるかもしれません。会話のきっかけになればと思います。

一人暮らしの人も、行事なしで自分の住環境についてゆっくり向き合う日にしてもらっても良いのではないかと思います。

「ふしぎの国のアリス」に出てくる「アンバースデイ・パーティ」のように、誕生日でもない「何でもない日」をお祝いしてみましょう。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

一覧に戻る>