1年間休むことなく登校できた子どもを表彰する「皆勤賞」。最近では、廃止する学校や園が増えてきているそうです。
理由としては、皆勤賞が欲しいために、体調不良でも無理をして登校したり、親も登校を促したりすることがあるからだそうです。
大人になると、皆勤賞などなくても体調不良なんかで休むことはみっともない、といった風潮があり、無理して出勤している人は多いと思います。子どものうちから、しんどい時は休んでも良いということを学ぶのはいいことですね。
身体の不調だけでなく、心の不調も同じく、しんどい時は休むという選択肢も認められる世の中になっていってほしいです。
また、皆勤賞をなくせば問題解決ではありません。
誰かを肯定することが誰かを否定することではありません。皆勤賞があってもなくても、皆勤できた人は偉いし褒められるべきです。皆勤できなかったからといって責められることもないのではないでしょうか。
(文責:可児)