メタ認知④

みなさん、こんにちは!

本日のブログの内容も、前回の続きになります。

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これまでのおさらい

・「メタ認知」は、視野を広げて自分を客観視する時に必要になる

・「メタ認知」を身につけると、思い込みや思考の癖から脱却できるというメリットがある

・「思考記録表」というもので、自分の思い込みや思考の癖を調整しようとする

・「気づく」ことは変わるために重要な要因

・「気づいた」自分のことを褒めて、専門家のサポートを得よう

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前々回は思考記録表について少しだけ説明をしましたが、カウンセリングでは記録をしていただくことが少なくありません。また、書いたものを持ってきてくださる方も珍しくありません。

書くことにより、普段は見えづらいある一面が可視化され、それだけで考え方が調整されたり、整理されたりといったメリットもあります。

また、記録については、自分ではない第三者(例:カウンセラー)の視点が入ることにより、捉え方の客観性が上がる可能性もあります。

さて、カウンセリングにおいて取り扱う思考や認知ですが、「思考や認知が歪んでいる」というよりも、「そのようにしか捉えられない(考え方の幅が狭い)」ことが、問題となります。ひとつのできごとに対して、多面的に捉えられる可能性を見落としてしまっているので、それではただ単純にもったいないとも感じます。もしかすると、そのできごとの中には何か素敵なものが隠れている場合も、あるかもしれません。

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ひとりで考えていると答えが出ないことも、誰かのサポートを得たり、やりとりをしたりすることによって、予想外の答えにたどり着くこともあります。

悩むことに疲れたら、いえ疲れる前に、ぜひカウンセリングを受けてもらえたら、それが私達MEDI心理カウンセリング大阪のスタッフ一同の願いでもあります。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 福原

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