108個のポジティブ探し(実践報告編)

以前、こちらの記事で提案した108個のポジティブ探し、年末に私も実践してみました。人に薦める前に、自分でまずはやってみることも大切ですよね。

108個にたどり着くまで、色々と波がありました。私は普段から、1日の終わりに良かったこと・達成できたこと等を書くようにしているので、最初の40個辺りまでは「楽勝やん」と難なくこなせました。ところが、40個を過ぎた辺りから「もう書くことないなぁ・・・」とペースダウンしてしまいました。それでも何とか書こうと色々思い出してみると、嫌な出来事も浮かんできました。色々と失敗もあったなぁと思い出しつつも、それらは書き留めることをせずに、他のポジティブなことを探そうと考えていくようにしました。そうすることで、ネガティブなことは自分から手放したように思える感覚がついていきました。

ペースが上がってきたなと思ったら、残り20個位になってきたときに、また停滞してしまいました。ちょっと別のことをしたりして、今年撮った写真を眺めたりしながら、108個を完成させました。

何とか絞り出したと思った108個のポジティブですが、終わってからも「あーこんなこともあったなぁ」と考えることもあり、効果は後々にも続くものだと思いました。そういえば、始める前にも「これ、良かったこととして挙げられるな」と家事をしながら考えたりしていました。

人間はネガティブなことに目が向きがちではありますが、こうして練習することによってポジティブなことにも目を向けていきましょう。

書き初めをするウサギのイラスト(卯年)

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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