自分を見つめるということ

カウンセリングをしていると、「自分のことがよく分からない」とおっしゃるクライエントさんが多くいらっしゃいます。
自分以外の他者のことは見えることが多くても、自分自身を客観的に見ることは難しいのではないでしょうか。
自分が何を感じているのか、どう考えているのか、など、自分自身を見つめることで日々の快適さが増すことが多くなりますが、
自分一人ではどうしても偏った見方になってしまいますし、見たくない自分が出てきて苦しさを感じたりもします。
しかし、誰かと一緒にその作業をすることで、より安全に自分自身を見つめることができます。
カウンセリングという安全な場でクライエントさんが自分を見つめるお手伝いをすることが私たちカウンセラーの役割の一つだと私は思っています。

文責:中山)

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