自分のことを話すこと

自分の個人的なことを話すことを、心理学では「自己開示」といいます。

自己開示することで、相手からも同じように個人的な話をしてもらえることが増えて、仲良くなれることがあります。更に、しんどかったことを話す(開示する)ことで、心身の健康度が上がることもあります。

ただ、ここで気を付けていただきたいのは、自己開示の相手は誰でもよいというわけではありません。

話しても受け止めてくれる関係性なのか、秘密は守られるのか、話すことで相手が不快に思わないか。また、そうしたリスクを冒してまで知ってほしいことなのか、といったことも考えられると、自己開示で傷つく体験を避けられると思います。

話して楽になってみたいけれど、周りにふさわしい相手が見つけられない。そんなときには、秘密保持義務のあるカウンセラーと、安心・安全な場(=カウンセリング)でお話しいただくことも一つの選択肢としていただければ幸いです。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士  可児

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