自信の付け方

「自分に自信がない」「“どうせ私なんて…”が口癖」という方は多いのではないでしょうか。

自信はどうやったら付いていくものでしょうか?

そもそも、自信という言葉の意味は、心理学では「自分に対する肯定的な評価」と定義されています。似ている概念として、自分に対して肯定的な感情を持っている「自己肯定感」や自分は物事をやり遂げることができるんだという見通しを持てる「自己効力感」といったものがあります。

子どもの自己肯定感を育てるためには、褒めることが大切、とよくいわれています。それでは、大人になってから自己肯定感を育てたいと思ったら、どうしたらいいのでしょうか。大人になると、なかなか褒めてくれる相手はいませんよね。大人になってからではもう遅い、と諦めないでください。自分自身で、肯定的な感情を持てるようになるには、次の3つを大事にしてください。

1つめは、謙遜は厳禁!ということです。他人から、せっかく肯定的な評価をもらっても、「あんなのお世辞に決まってる」などといって、自分で過小評価してしまっている人が多いです。たとえ社交辞令的な意味合いが含まれていたとしても、良いと思ったことが全くゼロではないでしょう。他の人から褒めてもらえたときは、思う存分、自分でも自分を褒めてみましょう。

 

2つめは、自分でできたという成功体験を探しましょう。「今日はちゃんとご飯を食べられた」、「朝、ベッドから起きることができた」など、どんな小さなことでもよいです。人と比べる必要はありません。自分の中でできたことを探して、成功体験として積み重ねていきましょう。

 

3つ目は、自分で選んだ体験を増やしましょう。こちらは2つ目と違って、失敗しても構いません。たとえ結果が良くなくても、「自分で選んだこと」と思えれば、悔やむ気持ちは下がります。これも小さなことから始めて、「今日はパンじゃなくてご飯にして、こんなところが正解だったな」と思うことが大切です。

一人では難しいな、と感じた方は、カウンセリングでセラピストと一緒に自信を育てていきませんか?

 

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MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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