病気などで休職されている方が、職場に復帰されるときに、注意しなければならないこととはどんなことでしょうか？
久しぶりの仕事となると、意気込んであれもこれもしたくなることもあるかもしれません。反対に、ちゃんとやれるだろうかと心配ばかり募ることもあるでしょう。
どちらの場合も、まずは落ち着いて自分の状況を客観的に見るようにしましょう。
食欲や睡眠などの心身の健康面から、日中の活動や外出など生活リズムや社会活動について、休職前の自分と比較してみましょう。他人と比べるのではなく、「自分」と比べることが大切です。
また、復職後の生活についても予め考えておくことも、役に立ちます。仕事のこと・人間関係のことについて相談できる相手、使える制度やストレス解消方法なども考えておくといいですね。
転ばぬ先の杖とはいいますが、実際に相談しなくても、相談できる相手がいると思えるだけでも安心して過ごせるのではないでしょうか。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児
