健康診断の場で、「精密検査が必要です」と言われれば、それを聞いただけで病気なのかとショックを受けたこと、ありませんか？
乳幼児健診でも同様で、他の子どもは呼ばれてないのに自分の子だけ「また来てください」なんて言われれば、もしかして何か障害があるんじゃないか？と心配になる方も多いのではないでしょうか。
健診というものは、元来支援の必要な方を見つけ出すためのものですが、漏れる人がでないように多めに二次健診につなげます。すくい残さないために目の細かいざるですくうようなものです。ですので、一次健診の段階では、実際には特別な支援の必要がない方にもお声がかかることがあります。大人でも、精密検査を受けてみたらなんともなかった、ということも多いと思います。
フォローアップは、診断して隔離するというようなものではなく、支援のためのものですので、もしも声がかかったときは怖がらずに受けてみてくださいね。子どもについて話せる機会が増えた、程度に思っていただければと思います。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児
