小中学生の夏休みの定番といえば、自由研究ではないでしょうか。
私も学生の頃、この宿題が大嫌いでした。
自由研究の何が「自由」なのか?本当の自由ならば、何もしなくていいという選択もあるのではないか?なんて考える子どもでした。
「テーマは自由」なんていっても、何でも出せばよいわけじゃない。先生の気に入るものでなければならない。なんとも矛盾をはらんだ自由研究。
大人になると、同じように「何でもいい」といいつつも、「何でもよくない」ことに出くわします。たとえば、「服装は自由」なんて書いてあっても、Tシャツに短パンではふさわしくない時と場合などありますよね。
自由研究の真の目的は、そんな曖昧な「自由」に対応できる人間になることなのかもしれませんね。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児