自殺予防週間

9月10日から9月16日は「自殺予防週間」です。

厚生労働省や文部科学省、各自治体で様々な取り組みがなされているようです。特に、若者の自殺予防に力を入れていて、You Tube動画での広告も行われているそうです。

普段は目にすることのない人にも、メッセージが届くといいなと思います。

私共、MEDI心理カウンセリング大阪では、自殺予防週間だからといって特別に何かすることはありませんが、日々の仕事が全て予防に繋がっているのではないかと思っています。

希死念慮(「死にたい」と思うほどの気持ち)の強い方には、カウンセリングと並行して精神科などの医療機関への通院をお勧めしております。そういった気持ちが強いときは、やはり薬の力に頼ることも大切ですし、入院施設や24時間緊急対応のある医療機関への利用がある方が、いざという時に良いです。

カウンセリングには様々な制約がありますが、その分「死にたい」と思うほどの気持ちについて安心してお話いただけるのではないかと思います。守秘義務の例外として、危険性の高いときには、ご家族や行政機関にご連絡することもありますが、その気持ち自体を否定することはありません。親しい人に言うと、「こんなに応援してくれてるのに悪いな」という気持ちもあって、なかなか思ったままを話すことも難しいこともあるでしょう。そんなとき、カウンセリングを利用していただければなと思います。気持ちを否定せずに向き合っていくと、その気持ちは大きくなっていくのではと心配されるかもしれませんが、実際にはその反対で、きちんと向き合うことで小さくなっていくことの方が多いです。「考えないでおこう」とすると、余計に考えてしまうのと同じなのです。

電話相談、SNS相談、など手軽に相談できるものもいいですが、じっくりと腰を据えて気持ちと向き合っていきたいなと感じたときは、一度ご相談ください。

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十五夜のイラスト(ぴょこ)

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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