人が、カウンセリングを受けようとするときは、どういったときなのでしょうか?
どうにもならない問題を抱えたとき、人生に絶望して生きる意味が見つからないとき、悩みごとが頭から離れないとき等々、人によって様々だとは思います。
こういったときに、世の中ではどんな選択肢があるのでしょうか?
まずは、身近な人に相談するというのが一番手っ取り早い方法でしょうか。身近な相談相手がいる場合、日常的に相談できたり、問題の背景を分かってもらいやすかったりして良いこともいっぱいありますが、仮に信頼できる人であっても当事者だと話しにくいこともありますよね。職場の愚痴を夫には言えても、夫の愚痴を夫に言うわけにはいきません。そんなときは、身近な人よりも第三者に相談してみるのが常でしょう。
行政の相談窓口や、心療内科や精神科など医療機関へ行かれる方も多いでしょう。他には、現実的に法的な問題が絡んでいる場合は、弁護士など法律の専門家に相談しに行く方もいます。
変わり種として、占いというのもあると思います。クライエントさんの中にも、カウンセリングに来る前に占いへ行ったという方もいました。また、心理学が流行する以前には、宗教に頼るという人も多かったでしょう。占いとも似ていますが、お祓いをしたり、祈禱したり。カトリックでは、告解といって罪を話すことで神の許しを得るというものもあります。
色んな選択肢がある中で、カウンセリングが一番良い手段であるとは言い切れませんが、数ある中から選んで来ていただけるのは光栄なことです。もちろん、一つに絞らなければならないこともありませんので、カウンセリングに行きつつも、他のところにも相談するというのも良いと思います。
ただ、カウンセリングを何軒も掛け持ちするというのはお勧めできません。(こちらのブログで詳しく説明しています)
色んな人の手を借りながら、皆さまの人生がより良いものになっていきますよう、お手伝いできればと願っています。
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MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児