発達障害ということばが一般的にも知られるようになって、「周りのあの人も」、「自分は発達障害なんじゃないか？」と思う方も増えているのではないでしょうか。
発達障害は他の身体的な病気とは異なり、数値だけでは表せないものです。特徴といっても、発達障害の人だけが持つ特徴というものは存在せず、全ての人に多少はあてはまるものです。例えば、こだわりの強さは発達障害の主な特徴に挙げられますが、誰でも味覚に好き嫌いはあって、こだわりがありますよね。料理人が味の細かいところにまでこだわることは、むしろ望ましいことだと考えられています。
そのこだわりが社会生活に支障が出る程度なのか、また質的にも量的にも異常なほどの執着なのか、といった判断が必要です。
もし、その特徴によって他人に迷惑をかけたり、他人と上手くいかなかったりしているなと感じたときは、一度カウンセリングでご相談いただければと思います。当カウンセリングルームは医療機関ではないため、診断を行うことはできませんが、診断云々よりも自分の特徴について知りたい、どんな工夫ができるのか考えたいという方のお力添えができればと思っております。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児
