まだまだ寒さは残りますが、春はもう少しです。立春を過ぎてから日が落ちるのも遅くなってきたなぁと思います。
さて、採用試験などでも利用されている内田クレペリン検査をご存知でしょうか。受検されたことのある方も多いのではないでしょうか。
内田クレペリン検査では、単純な計算をしてもらい、個人のパーソナリティや適性を測るものです。作業量をグラフに表すと、多くの人に見られるのがV字(またはU字)型の曲線です。やる気に満ちた最初と、あともう少しという最後に成績が上がるというものです。最初の努力を初頭努力、最後のものを終末努力といいます。「中だるみ」なんて言葉もあるように、どうしても途中は成績が下がってしまう方が多いのです。
この寒かった冬も、あともう少しと思って終わりが見えてくると、何とかなるかと思えてきませんか。終末努力で乗り切っていきましょう。
2月を過ぎると三寒四温、気温の変化に体調を崩しやすい時期に入っていきます。みなさま、どうぞご自愛ください。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児