手入れをするということ

毎朝桜を見ながら通勤することがこの時期の楽しみになっていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

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先日、学生時代から着ていた洋服の一部(冬服)がほつれていたので、繕っていました。縫うために裏を返してみましたが、ほつれているのみで擦り切れているようなところはなく、状態はとても良好でした。国内製の印字があり、結構高額だったと記憶しています。

ほんの10分くらいの時間だったと思います。ただ、こうして手入れをしていると、これまでのいろんな記憶が蘇ってきて、なぜだかいろんな人や物に対しての『ありがとう』という感謝の気持ちが自然と湧いてきました。

私の場合、実際に目で確認して、触れて…というように手入れをするプロセスが、大切なことに気づかせてくれました。もしかすると、思いがけないギフトもそこには隠れているのかもしれません。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士  福原

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