冬季うつ

12月に入って随分と寒くなり、冬らしくなってきましたね。

うつ病の中でも、季節によって症状が悪化する「季節性うつ病」というものをご存知でしょうか。季節の変わり目や冬季に抑うつ症状が強くなる人が多いようです。

冬季うつの症状は冬眠状態と似ていて、食欲は減るというよりは食べ過ぎになり、体重も増加し、睡眠も眠れないというよりはむしろ眠り過ぎることがよく見られます。クマのように人間は冬眠しませんが、遥か昔にヒトの祖先が冬眠していたのではないかという説もあります。

このように考えると、冬の寒い時期に気分が沈んだり、積極的な行動を取れなくなったりするのは、遺伝子的なものもあるのかもしれませんね。

環境問題の観点からいっても、冬季に活動量を抑えて節電するのも悪くないことかなとも思います。今年は電気代も上がり、節電の呼びかけもありますよね。かといって、人間が完全に冬眠してしまえるわけではないので、できることを探してみましょう。

日照量(太陽の光を浴びる量)が少ないことも一因といわれています。冬は日のある時間が短くなっていることもありますが、寒いと外出すること自体たらめいがちですよね。意識して外に出たり、家の中でもカーテンを開けて窓の近くで過ごしてみましょう。

他にも、冷えは万病のもとといいますので、なるべく身体を温めるようにしましょう。血行をよくするためのマッサージやストレッチなど、気軽にできることを探してくださいね。

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MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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