感染症対策のために、「不要不急の外出は控えてください」とのアナウンスが政府から出されていますが、この定義は曖昧です。
不要はまだ分かりやすいですが、不急とはどれぐらいのものでしょうか。
毎日服薬している人にとって、病院への定期受診は不急には当たらないと思います。少なくともお薬がなくなる前に、受診した方が良いでしょう。
では、カウンセリングはどうでしょうか?
急いで、今すぐにカウンセリングを受けないと命が危ない。そんな状況はないはずです。カウンセリングは医療行為ではありませんので、救急対応のある医療機関への受診をお勧めします。
だからといって、今しんどいのに、半年先の予約しか取れないとなると困りますよね。ですので、この先行きの見えない現状では、普段より間隔を空けたり、オンラインを利用したりなどして、途切れることなく提供できれば良いなと思っております。
カウンセリングは、人生において必要なときがあり、それは不急ではないけれど、決して不要ではない。そう信じて、日々仕事をしております。
MEDI心理カウンセリング大阪
公認心理師・臨床心理士 可児