イヤイヤ期への対応

2歳前後のお子さんは、歩き始めでことばも拙い感じが一生懸命に見えて、とっても可愛いですよね。でも、慣れた大人に対しては、何でもイヤイヤ言うモンスターのようにもなります。スーパーのお菓子売り場で、「これ買ってよ~!」と地団駄踏むお子さんの姿、実際に見たことがなくても想像しやすいかと思います。

「イヤイヤ期」と名付けられたこの時期は、心理学的に見ると、自分と他者の区別がついてきて、自分の思う通りにいかないことに対して自己主張をしていると捉えます。自我の芽生えともいわれ、パーソナリティを形成する大切な要素です。

だからといって、何でも思い通りにはいきません。寒くなってきたのに、いつまでもお気に入りの半袖を着られない。楽しくても公園から家に帰らないといけない。そういった事情を説明して理解するにはまだ少し早い時期です。

そんなときの工夫として、自分で選べるようにすることです。親が勝手に選ぶのではなく、季節に合った服を何着か用意して「どれがいい?」と子どもに選ばせるのです。それでもイヤイヤ言うかもしれませんが、大人が一方的に与えるのではなく、決定権は子どもにあると思ってもらえるといいですね。自分で決めた体験が自信になり、後々自己肯定感へとつながっていくことでしょう。

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

 

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