疲れの種類と対処法

観光で歩き回った人が、「疲れたなー」と日頃の運動不足を実感する、という話は誰にでもイメージしやすいことかと思います。

では、1日中座ってインターネットをしていただけの人が、「疲れた」という話は、どうでしょうか?1日中座っていただけでしょう?と思うと、「疲れ」とは言えないと感じるかもしれません。しかし、1日中同じ態勢で過ごしていると、筋肉が疲れてしまうのです。肩こりや腰痛など、経験のある方も多いことでしょう。

また、1日中ベッドで過ごしているだけでも、色々と考え過ぎてしまい、精神的な疲労を引き起こすこともあります。

このように、一口に「疲れ」といっても、実は種類があります。全身的疲労、局所的な筋肉の疲労、精神的疲労といったものがあります。

なぜ種類に分けられているかというと、疲れの種類によって対処法が異なってくるからです。全身的な疲労の場合には、とにかく身体を休めることによって回復につながります。しかし、精神的な疲労や局所的身体疲労は、身体を休めるだけでは不十分です。一旦身体を休めて体力が回復したら、適度に身体を動かすことも必要になってきます。一般的には少し汗ばむ程度の運動といいますが、個人差が大きいと思いますので定義は難しいですが、ストレッチや歩くなどしてみましょう。

疲れているな、と思ったら、その疲れはどんなものなのか?と自分でチェックしてみましょう。どの疲れであっても、体力回復のための休養や睡眠が必要なのは同じです。まずは身体を休めて、その次に必要あれば身体を動かすこともしてみましょう。

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MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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