忘れ物対策貯金③

前回のブログ②でも紹介したように、忘れ物への対策貯金として、他の人が実践していることからヒントを得よう!ということで企画しました第三弾です。

今回は、メモの活用方法をお伝えします。

忘れ物対策として、一番有名なものといえば、メモをしてリストを作ることではないでしょうか。旅行へ出かける前、持って行くべきものを箇条書きで書き出していく人は多いでしょう。これを日常的にもやってみるのです。

毎日のことなので、わざわざ書き出す必要なんてないんじゃないか?と思われるかもしれませんが、書き出すことでいくつかの効果があります。まず、書く作業自体が覚えることにつながります。次に、書いたものを見ることで、視覚情報として頭に入りやすくなります。そして、紙に残すことによって、いつでも参照できるようになります。

家で準備するときにも使えますが、持ち物リストを持ち歩き、帰る際にもチェックして「持って帰ることを忘れる」事態を防ぐこともできます。旅行のときなど、荷物を広げて出しているときに効果的です。

チェックリストに印を付けたり、マグネットを付けていくなどして、「用意しました」ということを視覚化することもできます。例えば、リストを冷蔵庫やホワイトボードに貼るとして、用意できたものにはリストの左側にマグネットを付けていくといったものです。少し面倒にはなりますが、あと何を準備しなくてはならないか?が一目で分かります。

また、チェックリストを作るときの工夫として、ハンカチや本など入れっぱなしにしておけるものと、水筒やお弁当、スマホなど直前にしか入れることができないものとを区別して書いておくことができます。前日に用意しておけるものは前日のうちに用意できると安心ですよね。逆に、直前まで入れられないからと思って置いておくと、忘れてしまうことも考えられますので、出掛ける直前にチェックする項目を設けておくと便利です。

全て実践しなくても、忘れ物対策のヒントとなれば幸いです。

 

MEDI心理カウンセリング大阪

公認心理師・臨床心理士 可児

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