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平成30年公認心理師対策模試結果サマリー


 先日8月5日に行いました模試(株式会社Cutting edge主催、一般社団法人国際心理支援協会後援)について、以下に平均点等をまとめました。 なお、模試の受験生は8月5日に会場にて受験された「会場受験(東京・大阪)」、その後8月8日までに発送した「自宅受験(採点あり)」、採点期間が終了した後に採点・集計なしを条件にお申し込みをされた「自宅受験(採点なし)」の3群に分けられ、以下はそのうちの「会場受験(東京・大阪)」「自宅受験(採点あり)」の2群に関する分析です。

   以下、ヒストグラム等の調整や文章の調整、精緻な分析、図の凡例の整理を本来であれば行うべきですが、試験日までの公表に間に合わなくなるため、不十分かとは存じますがご了承くださいませ。



【度数分布表とヒストグラムから】  会場受験と自宅受験で平均点や最高点に差がみられた。会場受験の最高点が124点に対し、自宅受験の最高点が148点と非常に高い(満点は150点)。また、会場受験の平均点が85.8点に対し、自宅受験の平均点が93.9点と8.1点の差があった。ヒストグラムの上でも、自宅受験で100〜110点に属する人数が会場受験に比べてかなり多く見える。
 これらの差については、自宅受験の方が人数が多く(会場受験の2.1倍)、純粋に本来の母集団の平均点や標準偏差に近づいたことによって生まれた差とも考えられるが、自宅受験では特に時間を計測しながら試験を受けなければいけない形にはなっておらず、また書籍やインターネットを参照しながら受験をすることも妨げられないため、そのような形で全体的な点数が上がった可能性なども考えられる。

 これらのことから、会場受験群と自宅受験群が等質な集団といえるかどうかを調べるため、Leveneの分散の等質性の検定を行った。その結果、会場受験群と自宅受験群の間において、1%水準で有意に異なることがみられた(p=0.008)。分散の等質性がみられなかったため、分散の等質性を仮定せず、ウェルチ検定(両側検定)を行った結果、会場受験群と自宅受験群が0.1%の有意水準での有意差がみられた(p>0.000)。

【総評】
 以上のような分析の結果、会場受験群と自宅受験群の平均値や分散は異なることがみられた。特に試験に自信がない者や、緊張しやすい者が会場で受験したのかもしれない。あるいは、平均点や偏差値などの情報を必要としない自宅受験群に属する一部の者が、インターネットや書籍等をみながら、練習問題として学習のために使った結果、正答率が上がったのかもしれない。
それゆえ、このことが何を指し示すかについて、実際のところは知ることはできないため、会場受験群、自宅受験群、全体、いずれの指標を参考にされるかは各人に委ねることとしたい。

以上。

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